ドラ1左腕が「ルーキーとは思えん」 米108発助っ人も手が出ぬ魔球…衝撃の「1.67」
武内が7回途中1失点で6勝目、QS率83.3%の安定感
■西武 3ー1 日本ハム(27日・エスコンフィールド)
西武の武内夏暉投手は、27日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦に先発し、7回途中1失点の好投で今季6勝目を挙げた。新人ながら、ここまで防御率1.67。メジャー108発の助っ人から見逃し三振を奪うなど翻弄し、ファンも「ルーキーとは思えん!」「この変化球やばすぎだろ……とんでもねえぞ」と驚愕だ。
3回2死、打席にレイエスを迎えた武内は直球で追い込むと、カウント2-1からの4球目、122キロのカーブを外角低めにズバリと決めた。助っ人は手が出ず、解説も思わず「うまい!」とうなった。
この日は走者を出しながらも要所を締める投球。7回に清宮に適時打こそ許したが、チームを勝利に導いた。クオリティスタート(QS=6回自責点3以下)率は83.3%と驚異の安定感。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/) のデータによると、1イニング当たりの与四球+被安打を示す「WHIP」は、80投球回以上の投手で12球団2位の「0.87」を誇り、高橋宏(中日)の「0.84」に次ぐ高成績となっている。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「本当にルーキー!?」として23歳左腕の映像を公開すると「No.1ルーキーですわ」「必ずQSしてくれるの神すぎる」「他球団が対策してきてこれだからね。本物だと思う」「新人王確定でしょ」と絶賛のコメントが並んだ。