負傷した千賀滉大は「気の毒だ」 襲い掛かるさらなる“悲劇”…契約に影響の可能性
メッツ・千賀は「レギュラーシーズンを欠場する」…指揮官の言及を米報道
【MLB】メッツ 8ー4 ブレーブス(日本時間27日・ニューヨーク)
負傷離脱したメッツの千賀滉大投手に、さらなる“悲劇”が訪れる可能性がある。メッツは27日(日本時間28日)、左ふくらはぎの負傷で15日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。その後カルロス・メンドーサ監督が「レギュラーシーズンを欠場する」と説明したと米複数メディアが報じている。
さらにMLB公式サイトのメッツ番アンソニー・ディコモ記者は「シーズン終了が濃厚になったコウダイ・センガの怪我について1点共有」と自身のX(旧ツイッター)に投稿。続けて「(2023年から)オプトアウト権を取得する2025年シーズン終了までに400回を投げ切ることができないことが、ほぼ確実になった。彼の投球回数は現在171回2/3だ」と書き込んだ。
同記者は、オプトアウト権を取得できない場合について「センガは最低でも2027年まで年俸1500万ドル(約23億1000万円)でチームが保有することができる」と言及。このままではさらなる“条件アップ”が見込めなくなってしまうということだ。
千賀は26日(同27日)の本拠地・ブレーブス戦に先発し、5回1/3で73球を投げて2安打2失点、9奪三振の力投で今季初勝利を手にした。ただ、復帰登板を白星で飾ったものの、6回途中で左足を負傷し、そのまま緊急降板。試合後、球団は「左足ふくらはぎの痛み」と発表し、精密検査を受けていた。
メジャー2年目の今季は2月に右肩痛を訴えて離脱。開幕をILで迎えた。4月下旬に実戦形式の投球練習「ライブBP」に臨んだものの、5月下旬に上腕三頭筋の炎症が判明するなど、故障に苦しんでいる。
復帰戦で千賀が負傷したことについてファンは「気の毒だ」「いずれ健康になればいいこと」「契約期間中に怪我がちにならないことを祈る」「日本人投手は日本で投げているときは全く怪我をしない。でも、ここに来た瞬間怪我をする。私たちは勉強するべきかも」などのコメントが見られた。
さらには「悔しい!」「彼は私たちのエースだ」「いいことだけど、プレーしてくれたほうがいい」「デグロム路線に向かっているようだ」「王建民の影を感じる」「オプトアウトされたら傷口に塩だ」など“悲劇”について声を上げていた。
(Full-Count編集部)