元DeNA助っ人に初の“危機” メジャー首位打者から3年…40歳に厳しい現実
昨季2冠王オルソンらの壁…米進出から8年連続の“記録”が途切れる可能性
元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手がメジャー昇格へ猛アピールを続けている。ブレーブス傘下3Aグウィネットで打率.286、9本塁打、37打点。27日(日本時間28日)には1試合2発を記録するなど状態を上げている。
40歳のグリエルは昨オフにマーリンズからFAに。なかなか去就が決まらず、4月16日にブレーブスとマイナー契約を結んだ。アストロズ時代の2021年に首位打者に輝いたキューバの至宝は、まだメジャーから声がかからないものの、7月はマイナーで打率.397、4本塁打、10打点と結果を出している。
2016年にメジャー進出し、昨季まで8年間メジャーでプレーしてきた。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は26日(同27日)の1試合2発の映像を紹介。ファンからは「彼を昇格せよ」「まだ打てるよ」「アストロズのレジェンド」「アストロズは彼のことを連れ戻せるかな?」「ビンテージ、ユリ」などとコメントされている。
ブレーブスの一塁手には昨季2冠王のマット・オルソン内野手。指名打者にはドジャース・大谷翔平投手と争うマルセル・オズナ外野手がいる。いつ声がかかってもおかしくない成績を出しているグリエルだが、ブレーブスではメジャー昇格へはなかなか遠い現状となっている。
(Full-Count編集部)