菊池雄星、アストロズへトレード移籍 球団初の日本投手に、期限1日前に決着…米報道
今季は4勝9敗、防御率4.75
ブルージェイズ・菊池雄星投手のアストロズへのトレード移籍が成立したと米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者が29日(日本時間30日)に伝えた。ブルージェイズには若手有望株ジェイク・ブロス投手が移る模様だ。
菊池は今季22試合登板して4勝9敗、防御率4.75。今季は2022年3月に結んだ3年総額3600万ドルの契約最終年だった。チームはア・リーグ東地区最下位と低迷しており、30日(同31日)のトレード期限までに移籍する可能性が高かった。
26日(同27日)の本拠地・レンジャーズ戦では4回2/3を8安打5失点。降板時には本拠地ファンからスタンディングオベーションが送られ、球団公式X(旧ツイッター)も日本語で「カナダも菊池家を愛してる!」と投稿。その3日後の別れとなる。
アストロズはア・リーグ西地区首位から一時10ゲーム差を離されたものの、驚異的な追い上げで地区首位を快走。8年連続プレーオフ出場の可能性が高い。これまで日本選手では松井稼頭央、青木宣親が所属していたが、日本投手は初めて。菊池は先発ローテーションの一角を任されることになる。
(Full-Count編集部)