エ軍あと1死から逆転負け…新守護神が痛恨被弾 ナ最弱球団に負け越し「ショックだ」
9回2死までリードも…同点2ランを被弾して延長戦で敗れる
【MLB】ロッキーズ 5ー4 エンゼルス(日本時間2日・アナハイム)
エンゼルスは1日(日本時間2日)、本拠地でのロッキーズ戦に4-5で敗れた。9回2死までリードも、同点2ランを浴び、延長の末に敗れた。ナ・リーグ最低勝率のロッキーズとの3連戦カードは1勝2敗で負け越しとなった。
エンゼルスは先発のカーソン・フルマー投手が6回8奪三振2失点で降板。打線はローガン・オハッピー捕手に2試合連発となる2ラン、ミッキー・モニアック外野手にも一発が飛び出すなど、4-2とリードして9回を迎えた。
しかし、新守護神として登板したハンター・ストリックランド投手が2死一塁からジェイク・ケーブ外野手に同点2ランを被弾。延長10回にはハンス・クラウス投手が無死二塁からバント処理で一塁に悪送球し、勝ち越し点を献上。その裏の攻撃では無得点に終わった。
データサイト「ファングラフス」によると、エンゼルスのプレーオフ進出確率は「0.0%」となっている。30球団の中で最長となる9年連続で進出を逃しているエンゼルス。今季は完全消滅こそしていないが、非常に厳しい状況となっている。
米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者はX(旧ツイッター)で、「オハッピー、モニアックの本塁打に、フルマーの好投があれば十分のようにみえた。しかし、9回にセーブを失敗し、延長10回で敗れた。アスレチックスとロッキーズに対してホームでシリーズを負け越した」と投稿。ファンからも「もう負けようが気にしていない」「ため息」「いつも通りの敗戦」「ドラフト1位指名権を獲得できるように切り替えてくれ」「ショックだ」「辛い負け方」と厳しい声が並んだ。
(Full-Count編集部)