大谷翔平、3試合ぶり特大35号 確信の豪快137m弾…再びリーグ単独トップ
本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で出場
【MLB】ドジャース ー パイレーツ(日本時間10日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場。3回に3試合ぶりとなる特大の35号2ランを放った。キング争いでも34本塁打で並んでいたマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)から1本リードし、再びナ・リーグ単独トップに立った。
大谷が3試合ぶりにアーチをかけた。1-0の3回1死一塁、ミッチ・ケラー投手の低めへの変化球を捉えると、バックスクリーン右へ豪快な特大弾。飛距離448フィート(約136.5メートル)、打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、角度30度の一撃だった。打った瞬間に本塁打とわかる当たりで。豪快な一撃に本拠地は観客総立ちの大歓声に包まれた。初回の第1打席は3球連続空振りの三振だっただけに、強烈な一発でやり返した。
7月は24試合で打率.280、6本塁打、OPS.982をマークした。8月は試合前時点で6戦2発、打率.192、5打点とやや寂しい数字だったが、この日の一発で再び量産モードに入ることが期待される。チーム116試合目での35号はシーズン48発ペースだ。
試合前時点での今季成績はリーグ1位の打率.302、34本塁打、OPS1.008。81打点はオズナに8点差の同2位。メジャー12年ぶりの3冠王へ向け、猛追にも期待される。