Wソックス指揮官が電撃解任 リーグ最悪タイの21連敗…借金61と歴史的低迷

解任されたホワイトソックスのペドロ・グリフォル監督【写真:Getty Images】
解任されたホワイトソックスのペドロ・グリフォル監督【写真:Getty Images】

グリフォル監督が電撃退任…後任はシーズン終了後に発表

 ホワイトソックスは8日(日本時間9日)、ペドロ・グリフォル監督を解任したと発表した。今季はア・リーグワーストタイ記録となる21連敗を喫するなど、28勝89敗の借金61に低迷していた。

 グリフォル監督は2023年からホワイトソックスの監督を務め、通算成績は89勝190敗だった。クリス・ゲッツGMは「我々全員が認識しているように、今季のチーム成績は多くの面で失望させられるものだった」と言及。一方で、「現場での苦しい戦いや成功の欠如に関わらず、ペドロの努力とプロ意識に感謝している」と綴った。

 ホワイトソックスは今季、2度のシーズン連敗記録を更新するなど開幕から低迷。7月から8月かけてア・リーグ史上ワーストタイ記録となる21連敗を喫した。

 一部では、グリフォル監督はオールスター後、選手に対して「球界最悪のチームかもしれない。もし、最低勝率で最低のチームになれば、お前らはその一員として覚えられる。お前たち選手が、球界最低のチームにした責任を負うんだ」と発言したとも。選手との軋轢が生まれていたとも報じられていた。

 声明では「残念ながら結果が思ったように出ず、チームに新しいエネルギーを呼び込むためにも変化が必要」とコメントした。後任はシーズン終了後に発表される見込みとなっている。

(Full-Count編集部)

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