DeNAに「天才現る」 4か月ぶり先発で初猛打賞…2年目20歳は「とんでもない選手になる」
DeNA・松尾汐恩が初の3安打&打点…大勝貢献でお立ち台も初体験
■DeNA 14ー4 ヤクルト(10日・横浜)
DeNAの2年目・松尾汐恩捕手が、10日のヤクルト戦(横浜)で衝撃の打棒を披露した。今季3度目のスタメン出場で、初の3安打&打点をマーク。14-4の大勝に貢献し、初めてお立ち台に上がった。躍動する20歳にファンも歓喜。「天才現る」「どんどん使ってほしい」「とんでもない選手になりそう」と声をあげている。
4月10日の中日戦以来、4か月ぶりに先発した松尾は7点リードの4回2死一、二塁で迎えた第3打席でロドリゲスから左翼線へ適時二塁打。プロ初打点をマークした。さらに6回には石山から左前打、8回には長谷川から中堅フェンス直撃の二塁打を放った。自身プロ21試合目で大きな足跡を残した。
大阪桐蔭高では3年春の選抜大会で2本塁打を放って優勝に貢献するなど、甲子園通算5本塁打をマークした。2022年ドラフト1位で入団し、昨年は1軍出場機会はなかったが、2軍では104試合で打率.277、7本塁打をマークした。
今季は開幕1軍を果たした後、4月14日に抹消となったが、2軍で打率.323(217打数70安打)、3本塁打、OPS.826をマーク。7月15日に1軍再昇格を果たし、代打や守備固めを経て1軍復帰後初スタメンで結果を残した。これで今季打撃成績は打率.276(29打数8安打)、OPS.679となった。
今季は7年目の25歳・山本祐大捕手が台頭。ここまで86試合で打率.297(279打数83安打)の好成績を残している。正捕手への壁は厚いが、「未来明るすぎるだろ」「最高すぎます」「これからが楽しみ過ぎる」「えぐいな」「山本と松尾、ハイレベルすぎる」とSNSには期待のコメントが寄せられている。先発起用に応えて結果を残した20歳。今後の更なる活躍に注目が集まる。
(Full-Count編集部)