失意の巨人22歳に寄り添い…坂本勇人の「優しい表情にグッとくる」、胸熱シーンに感動
巨人・坂本勇人の中山礼都に対する気遣いが話題
■巨人 2ー0 中日(10日・バンテリンドーム)
巨人・坂本勇人内野手が10日にバンテリンドームで行われた中日戦で途中交代となった中山礼都内野手に対する気遣いの行動が、ファンの間で「これぞ先輩」「泣けます」などと話題になっている。
「7番・三塁」で先発出場した4年目の中山は2回の守備で、中日・細川成也外野手の詰まった打球を、三塁ベース後方でキャッチ。さらに余裕を持って送球したところ、セーフ(記録は内野安打)としてしまった。
打つ方でも第1打席は空振り三振。4回の第2打席でも先頭打者で見逃し三振に倒れ、いいところなし。直後の守備から交代を命じられた。
ベンチで失意の表情で戦況を見守る22歳にすっと寄り添ったのが、35歳の坂本だった。坂本は中山の隣に立つと優しい表情で話し込む様子が見られた。中山は坂本の目をじっと見ながら真剣な表情で頷いていた。
坂本は今季、開幕から三塁手として出場。この試合でいえば、中山にスタメンを“奪われた”形となったが、落ち込む後輩に話かける姿に、SNS上ではファンの「後輩に対して本当に昔から一生懸命」「勇人は頼りになる」「優しい表情にグッとくる」といったコメントが並んでいた。
また、11日に出場選手登録から外れて2軍行きとなった中山に対しても「これ糧に頑張ってほしい」「先輩からたくさん吸収して頑張れ」「もう一度鍛えて戻ってこい」「悔しさもバネに伸びてくれ」「強くなれ礼都!」といった激励の“声”が相次いでいた。