泥沼7連敗…西武今季負け越し決定 102試合目で借金「42」、8月10戦9敗…高橋緊急降板の“悲劇”

西武・渡辺久信監督代行【写真提供:産経新聞社】
西武・渡辺久信監督代行【写真提供:産経新聞社】

高橋光成が緊急降板で今季9敗目…いまだ勝ち星なし

■日本ハム 5ー1 西武(12日・エスコンフィールド)

 西武は12日、敵地・エスコンフィールドでの日本ハム戦に1-5で敗れた。これで7連敗となり、8月は10試合で1勝9敗。借金は42に膨れ上がり、102試合目で今季の負け越しが決まった。

 先発した高橋光成投手は6月23日オリックス戦以来の1軍マウンドだったが、2回にレイエスに10号ソロを浴びて先制を許した。4回にもレイエスに適時打を浴びて2点目を失った。6回2死ではマウンドの高橋が突然と両手を上げた。異変を感じ、自らタイムを要求。駆けつけたトレーナーとともにベンチ裏に下がり、緊急降板。2番手には中村祐太投手が告げられた。

 西武は7回に西川愛也外野手が右翼席へソロ本塁打を放ち、ここまで無安打無失点を続けていた福島蓮投手から1点を奪ったが、得点はこの1本のみ。中村も続投した7回に1点を失った。

 結果的に高橋は6回9安打4失点で今季9敗目。大黒柱が、いまだに白星を掴めていない。打線も2安打1得点で終戦し、今季成績は29勝71敗、勝率.287に沈んでいる。

(Full-Count編集部)

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