大谷翔平、メジャー207発目で記録した“初” 敵実況も衝撃「左打者で…あまりいません」
5回の第3打席に3試合ぶり36号2ラン…見逃せばボール球を左中間へ
【MLB】ブルワーズ ー ドジャース(日本時間13日・ミルウォーキー)
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われたブルワーズ戦の第3打席に、3試合ぶりの36号2ランを放った。カウント3-0から、見逃せばボール球という外角球を左中間へ。これがメジャー通算207発目にして“初”をもたらした。
2-0の5回無死一塁だった。大谷は右腕ペラルタのボールを見極め、3ボールとなった。続く4球目の外角フォーシームに逆らわずにバットを出すと、打球は左中間フェンスを越えた。飛距離424フィート(約129メートル)の一発だった。
ブルワーズの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト・ウィスコンシン」の実況ブライアン・アンダーソン氏は「とんでもないパワーです。カウント3-0で本塁打を記録したのは自身初です」と説明。数々のアーチを描いてきた大谷だが、カウント3-0から放ったのは初めてだった。
解説のビル・ショオーダー氏も「文句なしの一発でした。彼は確信していました。どれくらい飛ぶかの問題でした」と称賛。アンダーソン氏は「左打者であそこまで飛ばす選手はあまりいません」とテラス席に着弾した一発に衝撃を受けていた。
(Full-Count編集部)