FA流出組の“恩返し”「きっっつすぎる」 鷹・山川の西武戦7発は「皮肉だね」
山川は対西武戦で7本塁打、19打点、OPS.878
■ソフトバンク 9ー2 西武(15日・ベルーナドーム)
ソフトバンクの山川穂高内野手は16日、西武戦(ベルーナドーム)で「4番・一塁」で出場し、1試合3本塁打をマークした。1試合3発は西武時代の2017年8月2日オリックス戦以来7年ぶり。26号に伸ばし、本塁打王争いでは2位のロッテ・ポランコに8本差をつけて独走している。
西武に所属した昨季は自身の不祥事が原因で5月に戦線離脱。昨オフにソフトバンクへFA移籍したが、昨季まで10年間所属した西武戦で結果を出している。ここまで20試合で打率.237(76打数18安打)となっているが、7本塁打、19打点、OPS.878をマーク。カード別では楽天(8本塁打、24打点、OPS1.174)に次ぐ好成績となっている。
古巣に対する3発はインパクト抜群だったようだ。SNS上には「きっっついだろうなこれ西武ファンは」「西武がやられるのは皮肉だね」「西武、ホームで山川にホームラン3本はきっっつすぎるだろ」「ホームランを量産する姿に複雑な心境になりながらも、流石だなと少し誇らしく嬉しい気持ちも僅かながらあるんです。来年は西武戦以外で量産してね」などとコメントされている。
山川に限らず古巣に結果を出している選手は多い。日本ハム・山崎福也投手は今季18試合登板して8勝3敗、防御率2.47。対オリックス戦は防御率3.97となっているが、2戦2勝と勝利へ導いている。
広島からオリックスへ移籍した西川龍馬外野手は3試合と少ない対戦ながらも、11打数3安打の打率.273、出塁率.333と結果を出した。今季は102試合出場して打率.245、6本塁打、36打点。FA流出した選手たちの新天地での躍動は、どのように映っているのだろうか。
(Full-Count編集部)