上沢直之、「ディベロップメント・リスト」入り 渡米1年目は3Aで防御率7.23…レ軍傘下発表
Rソックス傘下3Aで5勝4敗、防御率7.23
レッドソックス傘下ウースターは20日(日本時間21日)、上沢直之投手をマイナーリーグのプロスペクトの起用と育成を観察する目的の「ディベロップメント・リスト」に入れたと発表した。渡米1年目の右腕は今季メジャーで0勝0敗、防御率2.25。5月以降は昇格がなく、3Aでは18試合登板で5勝4敗、防御率7.23だった。
「ディベロップメント・リスト」は2021年に開始され、メジャー球団がマイナーリーグのプロスペクトの起用と育成を観察する目的のものだ。(リスト入りした)選手は球団に残り、継続して学習していきながら、投手の投球数やイニング数を制限するためにしばしば取られる措置だ。
30歳の上沢は日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズと1月にマイナー契約を結び、招待選手でキャンプに参加。レイズからマイナーへの合流を通達され、契約条項を行使してレッドソックスに移った。
4月28日にメジャー初昇格を果たし、2試合に登板して勝敗付かず、防御率2.25だった。5月8日(同9日)にマイナー降格となり、翌9日(同10日)に、レッドソックスは上沢をメジャー出場前提の40人枠から外し、事実上の戦力外としたと発表していた。その後のウェーバー公示を経ても他球団が手を上げることなく、3Aに所有権が移行することになった。
(Full-Count編集部)