西武が2試合連続完封リレー、6月以来の2連勝　楽天は阿部がサヨナラ打…21日のパ結果

日本ハム・山崎福也が8回1失点で9勝目

　パ・リーグ公式戦は21日に3試合が行われた。楽天モバイルパークで行われた楽天-ソフトバンクは2-1で楽天が勝利した。楽天の先発・内星龍投手は4回まで無失点に抑える立ち上がり。5回に先制を許すも、粘りの投球で7回に安打と四球で1死一、二塁としたところでマウンドを降りた。

　打線は、相手先発・大関友久投手の前に6回まで3安打と苦しい展開が続いたが、9回に辰己涼介外野手の適時三塁打で同点に追いつくと、阿部寿樹内野手が適時打を放ち、楽天がサヨナラ勝利を収めた。チームは3連勝。ソフトバンクは先発の大関友久投手が6回102球3安打無四死球3奪三振無失点の好投を見せるも、打線が機能しなかった。

　ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-日本ハムは7-1で日本ハムが勝利した。日本ハム先発の山崎福也投手は2回に1点を失うも、それ以降は得点を許さなかった。打線は3回に1点を返すと、さらに無死一、三塁で併殺打の間に勝ち越しに成功した。

　4回にはフランミル・レイエス外野手が13号2ランを放ち、2点を追加。5回、7回にもそれぞれ1点を加えた。山崎は8回99球8安打1四球1奪三振1失点で9勝目をマーク、チームは2連勝を飾った。

　ベルーナドームで行われた西武-オリックスは1-0で西武が勝利した。西武打線は、相手先発・曽谷龍平投手の前に5回まで3安打無得点に終わる。しかし6回に岸潤一郎外野手の適時打で先制に成功。投手陣は隅田知一郎投手、平良海馬投手、佐藤隼輔投手、アルバート・アブレイユ投手が完封リレー。チームは6月29日以来の連勝、7月15日以来のカード勝ち越しを決めた。

（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）