大谷FA流出で最下位低迷も「ファンのため」 エ軍GMが2年契約延長、オーナー描く未来

エンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:Getty Images】
エンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:Getty Images】

ミナシアンGM「チャンピオンを狙える強豪に再びなるためのプランを」

 エンゼルスは22日(日本時間23日)、ペリー・ミナシアンGMと契約延長することで合意したと発表した。2026年までの2年契約。就任4年目の今季はアスレチックスと並んで地区最下位と低迷。4年連続の負け越しとポストシーズン進出は絶望的となっているが、なぜ、チーム再建の舵取り役となるGMとの契約延長を結んだのか。

 昨オフに大谷翔平投手がドジャースへFA流出。それでも、正捕手ローガン・オハッピーをはじめ、早期にメジャーデビューさせたザック・ネトやノーラン・シャヌエルのドラ1コンビらが台頭。チーム再建の土台を作ったと評価している。

 アート・モレノ球団オーナーは「明るい将来のエンゼルス野球の土台を築き始めた。今回の延長契約によって、エンゼルスの持続可能な成功を築くビジョンを継続し、ファンのためにチャンピオンシップをもたらすことができると、我々は信じている」とコメントした。

 マイナー組織は壊滅的で、チーム立て直しへの課題は山積みだ。「エンゼルスが一貫してチャンピオンを狙える強豪に再びなるためのプランを継続していくことを楽しみにしている」とミナシアンGM。どっしりと腰を落ち着かせて再建する。

(Full-Count編集部)

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