巨人ドラ1西舘勇陽の2軍再調整が決定 杉内コーチ明言「やり直してこいと」
中日戦でプロ初先発、5回6安打4失点で3敗目
■中日 8ー2 巨人(23日・東京ドーム)
巨人のドラフト1位、西舘勇陽投手の2軍再調整が決まった。杉内俊哉投手チーフコーチが23日の中日戦(東京ドーム)後に「やり直してこいと伝えています」と明らかにした。
ほろ苦いプロ初先発となった。初回は制球が定まらずに2安打2四球で2失点。4回、5回と先頭打者の出塁を許して失点した。5回6安打4失点、1奪三振3四球。3敗目を喫した西舘は「あまりテンポとしても良くなかったですし、攻撃につながるような投球ではなかった。自分が苦しくなった時に頼るボールが少ない。課題は、どの球種でもカウントが取れるというのが一番かなと思います」と反省した。
中継ぎとして開幕1軍に入った右腕は26試合登板し、防御率3.57で19ホールドをマーク。6月30日の登録抹消後に先発転向し、2軍では4先発して勝ち負けつかずも防御率1.62をマークした。杉内コーチは「1か月近く先発調整をしてもらって。まだ若いので中継ぎでも先発でも両方できる投手だと思うし。今日はやられましたけど、次にチャンスがあったら変わった姿が見られたらいいですね」と今後に期待を込めた。
(Full-Count編集部)