大谷翔平、サヨナラ満弾は“記録づくし” 「40-40」達成、ハム時代含め初体験も
大谷翔平はサヨナラ満塁弾で「40-40」達成を決めた
【MLB】ドジャース 7ー3 レイズ(日本時間24日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのレイズ戦に「1番・指名打者」で出場。サヨナラ満塁本塁打で史上6人目の40本塁打&40盗塁「40-40」を達成した。126試合目での到達は史上最速、満塁弾は今季初、サヨナラ本塁打は日米通じて初。まさに記録づくしの衝撃記念アーチとなった。
3-3の9回2死満塁で、打球速度105.1マイル(約169.1キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)、角度35度の劇的中越え弾。観客は大熱狂の総立ち。本拠地に「MVPコール」が響き渡った。
大谷にとって満塁弾は今季初。通算では3本目でいずれもレイズ戦で放った。今季126試合目での「40-40」達成は、これまでの最速記録だったアルフォンソ・ソリアーノの147試合を大幅に更新した。
しかもサヨナラ本塁打は日本ハム時代を含め、プロ12年目で自身初の経験となった。記念弾で「40-40」で飾った日本のスーパーヒーローは「ドジャースに来てからの一番の思い出になっているかなと思います」と喜びを語った。それでも「それ自体が目的でなく、勝つための手段として一つ、そういう記録が作れたのは大きなことかなと思います」と謙虚な姿勢も忘れなかった。
(Full-Count編集部)