大谷翔平の40-40は「知らなかった」 記念球を客席へ投げ入れ…“当事者”が明かした真相

サヨナラ満塁弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
サヨナラ満塁弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

レイズ中堅・シリは記念球を観客席へ投げ入れた「知らなかった」

【MLB】ドジャース ー レイズ(日本時間25日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・レイズ戦で自身初のサヨナラ満塁弾を放ち、史上6人目の「40-40」を達成した。右中間席へギリギリ飛び込む一撃で、記念球は1度グラウンドに跳ね返ったが、レイズ中堅のホセ・シリ外野手はスタンドへ投げ入れた。一夜明けた24日(同25日)に報道陣の取材に応じ、「40本塁打&40盗塁のことは知らなかった」と語った。

 右中間席へ伸びていく打球。シリは決死のジャンプで本塁打キャッチを試みた。「ウォーニングトラックまで飛んでくると分かったけど、本塁打になるかは分からなかった。だからアウトを取ろうと思った。飛んできたフライは全部キャッチしようとするんだ。でも入ってしまったね」と肩を落とした。

 史上6人目の偉業で、出場126試合での到達は史上最速だ。だが、リーグも違う敵軍スラッガーの偉業。シリは「特に何か考えていたわけではない。40本塁打&40盗塁のことは知らなかったからね。試合が終わって、サヨナラ負けしてしまったってだけのこと。だからファンにあげたんだ」と話した。

 大谷の記念球をゲットしたファンが仮にオークションなどに出品すれば、超高額となりそうだ。「良かったね。(キャッチしたボールで)楽しんでくれればいいけどね」と語った。

(Full-Count編集部)

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