大谷翔平は「水を被っていた」 手荒い祝福…指揮官が明かす歴史的一夜の“その後”
サヨナラ満塁弾で40-40達成…同僚からウォーターシャワーの祝福
【MLB】ドジャース ー レイズ(日本時間25日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・レイズ戦で自身初のサヨナラ満塁弾を放ち、史上最速で40本塁打、40盗塁を達成した。一夜明けたこの日、デーブ・ロバーツ監督も祝福。「彼は我々が勝利するために貢献してくれた」と笑顔で話した。
「1番・指名打者」で出場し、同点の9回2死満塁の第5打席だった。初球を振り抜き、右中間スタンドに飛び込んだ。4回には40盗塁に到達しており、「40本塁打、40盗塁」の快挙を達成。出場126試合目で、これまでの最速記録だったアルフォンソ・ソリアーノの147試合を大幅に更新した。
試合後のインタビューで、大谷はテオスカー・ヘルナンデス外野手、ミゲル・ロハス内野手からウォーターシャワーを浴びた。一夜明けたこの日、ロバーツ監督は「彼らが最終的にビールシャワーをしたのかはわからないが、試合後に彼は水(のようなもの)を被っていた。すごく楽しいことだ」と上機嫌だった。
ロバーツ監督は2022年9月、ドジャースタジアムでカージナルスのアルバート・プホルス内野手が2打席連発で通算700号を達成した場面をドジャースの監督として目撃している。「それと同じくらい高い順位だろう。アルバートの大きな一発となった700号も(重要な瞬間の)一部。昨夜もそれに匹敵するだろう」と振り返った。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)