大谷翔平でも届かない…イチローの残した足跡“127” 「常軌を逸した」レジェンドの壁

マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

日本人選手最多得点数は127…イチローが1~7位にランクイン

 ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地・レイズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打1死球だったが、シーズン100得点を達成した。自身3度目の大台到達となったが、改めて「さすがのイチローさま」「ICHIRO無双再認識」と、イチローが記録した日本人年間記録が脚光を浴びている。

 大谷は8回の第4打席、ラブレディの91.8マイル(約147.7キロ)のシンカーが左手に直撃。手首付近を抑えながら絶叫しつつも、一塁へ向かった。死球で出塁後の初球を、ムーキー・ベッツ内野手が一閃して勝ち越し2ラン。ホームを踏んだ大谷はナ・リーグ最速で100得点に到達した。

 2021年に記録した自己最多103得点の更新が間近に迫り、現在は114得点ペース。それでも、2001年にイチローが記録した日本人歴代最多「127」得点の更新はかなり難しい状況だ。同年のイチローは157試合に出場し、打率.350&56盗塁の2冠を達成。リーグ最多242安打を放ち、歴代最多タイの116勝と歴史的シーズンを送ったマリナーズの1番打者としてチームを支えた。

 イチローは127得点を最多とし、100得点以上は通算7度を数える。日本人選手の歴代記録の1~7位を独占している。大谷の大台到達で浮き彫りになった大記録に気づいたファンは「大谷が記録を作るたびに常軌を逸したイチローの記録再発見」「オオタニさんが記録更新するたびにイチローさんのレジェンドぶりが露わになるの面白いなぁ」「イチローさんエグすぎだわ」などと反応。果たして大谷は、イチローの記録にどこまで迫れるだろうか。

(Full-Count編集部)

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