低迷のオリックス 12球団最速での自力CS消滅は来季へ切り替える転機か
福良監督代行は「諦めていない」と強い姿勢を見せるが…
悔しさだけが残る大きな1敗となった。ついに最下位から一度も浮上することなく、オリックスの自力でのクライマックスシリーズ(CS)出場が消滅した。
8月17日のロッテ戦(京セラドーム)に0-5の完封負けで2カード連続負け越し。ブランコ、中島、小谷野、バリントンと大型補強を行い、シーズン前には優勝候補にも挙げられたが、プロ野球12球団最速での自力CS消滅となった。
3位ロッテとのゲーム差は8・5。数字上では他球団との兼ね合いで自力CSが復活する可能性も残っているが、それもほぼ不可能に近い数字だ。
ある意味でとどめを刺された1戦のあと、福良監督代行は「負けたら終わりという感じでやっていかないと。全然諦めていない」と今後も望みを捨てない強い姿勢を見せた。