もはや3冠王だけではない、球界で躍動する新たな「世代」へ…燕・村上に続くスター続々

ヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】
ヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】

村上を筆頭に同学年の活躍が目立っている

 ヤクルト・村上宗隆内野手が23本塁打、64打点でセ・リーグの2冠を走っている。村上は2022年に3冠王となったことで話題を独占。1999年4月から2000年3月生まれまでの学年は“村上世代”とも表現される時期もあったが、現在は日本ハム・清宮幸太郎内野手やDeNA・梶原昂希外野手ら多くの同世代の活躍が目立ち日本球界を席巻している。(成績は全て8月26日時点)

 世代トップを走る村上は今季、本調子ではないものの23本塁打、64打点はともにセ・リーグトップ。中日の中継ぎ右腕、清水達也投手は48試合の登板で29ホールド、防御率0.98と欠かせぬ存在として君臨。DeNAの梶原は打率.330をマークするなど、7、8月はともに打率.360超としている。

 パ・リーグでは清宮もシーズン序盤は低迷も夏に復調。7月の月間打率は.383で、8月も同.317で5本塁打、20打点と勢いに乗っている。昨年オフの現役ドラフトで日本ハムから移籍したソフトバンクの長谷川威展投手は25試合に登板しして防御率2.53と存在感を発揮している。

 その他にも巨人・大勢投手や西武・隅田知一郎投手、平良海馬投手、オリックス・古田島成龍投手らも村上と同学年の選手。これまでの野球界には「松坂世代」「ハンカチ世代」が広く親しまれてきたが、現在脂の乗っている「村上世代」も新たな注目となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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