西武・高橋光成が開幕10連敗、屈辱のエース 遠い今季初勝利も「次につながる投球」

ロッテ戦に登板した西武・高橋光成【写真提供:産経新聞社】
ロッテ戦に登板した西武・高橋光成【写真提供:産経新聞社】

ロッテ戦に先発し6回7安打2失点でマウンドを降りた

■ロッテ 2ー0 西武(27日・ZOZOマリンスタジアム)

 西武・高橋光成投手が27日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に先発し、6回7安打2失点。味方打線の援護もなく試合は0-2で敗れ、高橋は開幕10連敗を喫した。

 7安打に3四球と走者を背負う展開ながらも、なんとか2失点で踏ん張った。しかし、打線がロッテ先発の小島和哉投手を攻略できずに無得点のまま、高橋は7回から上田大河投手にマウンドを譲った。

 3年連続で2桁勝利をマークしていたエース右腕だったが、今季はコンディションの問題で開幕ローテーション入りを逃した。4月14日に1軍登録となったが、失点を重ねる登板が続き、勝ち星がないまま8連敗を喫して6月24日に出場選手登録から外れた。
 
 1軍復帰登板となった8月12日の日本ハム戦では6回途中を4失点で9敗目。同20日のオリックス戦では5回7安打で、今季初の無失点投球も自身に勝ち負けはついていなかった。この日も好投を披露し、本来の姿を取り戻しつつあることを示したが、無念の黒星。屈辱の開幕10連敗となってしまった。

 高橋は球団を通じ「終盤はバランスもよく全球種操ることができたので、次につながる投球だったと思います。今日は、いかに自分が試合に入り込めるかが重要だと思っていたので、1球1球集中して投げましたし、毎回ランナーは出してしまいましたが、最後まで集中力を切らさず投げることができました」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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