佐々木朗希の去就は「誰もわからない」 米記者報道…移籍なら「全30球団が模索」
米で高い評価をうける佐々木朗希「全30球団が獲得する方法を模索」
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が、早くも今オフのFA史上を展望した。ロッテの佐々木朗希投手の名前も挙がっており、今オフのポスティングの可能性と、メジャーのスカウト陣の評価を伝えている。
ヤンキースのフアン・ソト外野手、オリオールズのコービン・バーンズ投手の次に名前が挙がったのが、日本にいる22歳、佐々木朗希の名前だ。今季は6月から約2か月1軍登板がなく、またも“フル稼働”とはいかなかった。防御率も2.45と低いものの、昨年までに比べれば上昇している。
同記事では「ササキはほぼ間違いなくキャリアのなかで最も悪いシーズンを送っているが、それでも優秀な成績を残している。3桁を計測する速球に、破壊的なスプリットを持つササキに対して、スカウト陣も彼の球種に感心している。今シーズン序盤右腕の怪我で離脱したが、査定陣は世界で最も才能を兼ね備える投手の1人だと依然ササキを(高く)評価している」と、依然メジャーのスカウトは高い評価をしていると紹介された。
FAとは違い、仮に今オフにメジャーに挑戦するならポスティングシステムでの移籍となる。しかし、同制度で移籍するには、ロッテの許可が必要だ。同記者は「ササキがポスティングされるかは誰もわからない」としながらも、「もし、この最も好奇心がそそられる選手がMLBに移籍できるとしたら、全30球団が獲得する方法を模索するだろう」と、移籍となった場合は争奪戦になると予想している。
(Full-Count編集部)