ド軍が“お宝”発掘? 元中日左腕や499登板リリーバーらが市場に…迫る補強期限
救援左腕ロジャースらウェーバーにかけられたと報じられている
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースの電撃補強はあるのか。ポストシーズンの出場資格は米東部時間8月31日23時59分の時点で40人枠に入っていることが条件。2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇へ“ラストコール”をかけるのか。
ブルペン補強で魅力的なのが、ウェーバーにかけられたと報じられているジャイアンツの救援左腕テイラー・ロジャースか。ツインズなどで抑えも務めた左腕は、今季54試合登板して1勝4敗、防御率2.45をマーク。上々の成績を残し、通算499登板、83セーブと実績十分だが、来季まで3年3300万ドル(約48億2000万円)の契約が残る。34歳シーズンとなる来季年俸1200万ドル(約17億5000万円)がネックか。
ジャイアンツからは救援左腕タイラー・マツェックも30日(同31日)にリリースされた。ブレーブスでは2021年に69試合登板、防御率2.57でワールドシリーズ制覇に貢献。2年ぶりに復帰した今季は5月4日(同5日)のドジャース戦が最後に負傷者リスト入り。6月上旬に移籍したジャイアンツでは8月13日(同14日)に傘下3Aサクラメントで復帰した。コンディション次第か。
元中日のジョエリー・ロドリゲス投手は28日(同29日)にレッドソックスから自由契約(FA)に。今季14試合登板で0勝1敗、防御率5.93。2021、2022年と2年連続で50試合以上に登板した救援左腕に声はかかるのか。カブスのドリュー・スマイリー投手もウェーバーにかけられていると報じられている。今季は41試合登板して3勝6敗、防御率2.89。
野手では通算137本塁打を誇るカージナルスのトミー・ファム外野手は30日(日本時間31日)に40人枠を外れた。7月末にホワイトソックスから7月末に移籍したが、チームはポストシーズン争いから脱落。移籍後は23試合出場して打率.206、2本塁打、12打点。今季は2球団で93試合出場、打率.254、7本塁打、31打点となっている。
(Full-Count編集部)