大谷敬遠→ベッツ3ラン「1000億の後に500億」 “身内”ですら唖然…衝撃の最強打線

エンゼルス戦で3ランを放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】
エンゼルス戦で3ランを放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

大谷敬遠直後にベッツが3ラン…先発ビューラーも「もう1人のスターが打った」

【MLB】ドジャース 6ー2 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 大谷翔平投手が加入し、さらに強力になった打線に同僚も苦笑いするしかなかった。3日(日本時間4日)の敵地・エンゼルス戦でドジャースは延長10回、大谷が敬遠された直後にムーキー・ベッツ内野手が3ランを打ち勝利した。先発したウォーカー・ビューラー投手も「今夜は敬遠だったけど、もう1人のスーパースターが本塁打を打ってくれた」と笑った。

 大谷にとって移籍後初となるエンゼルスタジアムでの公式戦。初回の第1打席ではスタンディングオベーションで歓迎を受けた。大歓声の中で登板したビューラーも「観客数や熱狂度はいつもと比べて少し多いように感じた」と振り返り「ショウヘイが私たちのチームで戦ってくれていることは、本当にクール」と感謝を示した。

 ビューラーは2本のソロを浴びたが5回2失点の好投。試合は同点のまま延長に入り、1点をリードした10回1死二塁で迎えた大谷の第5打席。エンゼルスが申告敬遠を選択すると、両軍ファンが入り乱れたエンゼルスタジアムで大ブーイングが沸き起こった。すると続くベッツが初球を振り抜き左翼席へダメ押しの3ラン。試合を決定づけた。

 10年7億ドル(約1016億円)の大谷と12年3億6500万ドル(約530億円)のベッツ、そして3番に6年1億6200万ドル(約235億円)のフレディ・フリーマン内野手が並ぶ強力打線。右腕も「7億ドルのあとに3億5000万ドルが控えているとタフだ!」と上機嫌に驚いていた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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