「9回に153キロって本気かよ」 “初完封”ドラ1に高まる期待…広島Vの「最終兵器」

広島・常廣羽也斗【写真提供:産経新聞社】
広島・常廣羽也斗【写真提供:産経新聞社】

広島・常廣が2軍戦で9回116球を投げ8安打無失点5K

 広島のドラフト1位・常廣羽也斗投手が8日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に先発。9回116球を投げ8安打無失点5奪三振で“プロ初完封”をマークした。熾烈な優勝争いを繰り広げるシーズン佳境に、ファンからは「やはり本物だったか」「次は1軍での常廣くんを見たい!」「ラストピースは彼か」と待望論が沸き起こった。

 青学大から入団した常廣は、5月7日に2軍で初登板。試合前時点で10試合で1勝6敗、防御率4.81だったが、この日は大器の片鱗を見せた。3者凡退は3回、4回の2度だけだったが、本塁は踏ませない。9回は先頭のリチャードに最後は153キロの外角高め直球で見逃し三振。2死満塁のピンチをしのぎ、最後までマウンドを守った。

 まだ1軍未登板の22歳右腕だが、逸材への期待は大きい。SNS上では「9回で153キロって本気かよ」「近々1軍デビューあるかな?」「鯉の最終兵器常廣羽也斗がついにベールを脱いだ」「『ホンモノ』たる所以を見せ始めたか」「流石ドラ1」といった反応があった。

(Full-Count編集部)

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