本当に19歳? 佐々木麟太郎の“意外すぎる”好きな曲…練習でまさか「完全に昭和です」

自主トレを公開した佐々木麟太郎【写真:小谷真弥】
自主トレを公開した佐々木麟太郎【写真:小谷真弥】

公開練習中にミスチル、ハマショーらの名曲を流した

 意外すぎる選曲だった。花巻東高出身で米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手は9日、岩手・花巻市内で自主トレを公開。ウォーミングアップ時と打撃練習中には音楽を流したが、その選曲が19歳とは思えない選曲だった。

 Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」に始まり、氷室京介の「The Sun Also Rises」、浜田省吾の「A Boy on the Backstreet」……。その他にもT-BOLANの曲が流れる中で汗を流した。

 2005年4月18日、平成17年生まれの19歳だ。「完全に昭和(生まれ)です。昭和な人間なので。ああいう曲が好きなんです。試合前にいつも聞いているんです」。佐々木の父で花巻東野球部の佐々木洋監督の影響が大きいという。

 3月下旬に渡米し、スタンフォード大への進学前から寮生活を送った。「チームの練習時間が少ないので、何人かのチームメートで集まって、一緒にバッティングしたり、オフもたまにご飯を食べに外に出かけたり。あとはサマーボールとかゴルフにも誘われたんですけど、そこまで興味がなかったので。全て断って、たぶん相当つまらない男だと思われたと思います」と笑顔で明かした。

 9月中に再渡米し、9月下旬には授業も始まる。「ここから大変だと思います。野球だけというのはできないし、勉強だけというのはできないので。両方をやっていくのが大学生が一番大切なことなので。自分の気持ちの中で外したくないです。やっていく中でうまくバランスを見つけていくだけかなと思います」と前を向いていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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