ド軍で続く野戦病院化…救援左腕が左手骨折でIL入り 剛腕グラテロルが復帰、球団発表
バンダは10日に登板も…今季は46試合で防御率3.23
大谷翔平投手と山本由伸投手の所属するドジャースは10日(日本時間11日)、ブルスダー・グラテロル投手を負傷者リスト(IL)から復帰させた。また、アンソニー・バンダ投手が左手骨折でIL入りしたことを発表した。
グラテロルは8月6日(同7日)のフィリーズ戦で今季初登板を果たしたが、右太腿裏の張りでわずか8球で緊急降板。マウンドで苦悶の表情を浮かべて涙を流しながら、両脇を抱えられてベンチに戻っていた。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は前日の取材で「ロースターの制限、柔軟性に少し(問題が)あるようで、その影響で(復帰は)水曜になる可能性が高い」と明かし、11日(同12日)の復帰を示唆していたが、1日早く戦線に戻ってきた。
しかし、今季チーム4位の46試合に登板していたバンダがIL入りに。前日9日(同10日)のカブス戦では6回から登板していたが、1回3安打2失点で2試合連続で失点していた。今季は46登板で2勝2敗2セーブ、防御率3.23。ロングリリーフや回跨ぎなど、さまざまな役割をこなしていた左腕がチームを離れることになった。
この日は山本が60日ILから復帰するなど、地区優勝、世界一を目指すチームには追い風となっていたが、またも投手陣に故障者が発生。相次ぐ“野戦病院化”に歯止めがかからない。
(Full-Count編集部)