今永昇太、粘投で13勝目 打線が8回猛攻で逆転…大谷翔平らMVPトリオを完全に封じる

ドジャース戦に先発したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
ドジャース戦に先発したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

7回89球6安打3失点で13勝目

【MLB】カブス 6ー3 ドジャース(日本時間11日・ロサンゼルス)

 カブスの今永昇太投手が10日(日本時間11日)、敵地でのドジャース戦に先発し、7回89球6安打3失点の投球で今季13勝目をマークした。3被弾を許す投球も7回まで粘投。味方打線が8回に5点を奪う猛攻で逆転に成功し、白星が転がり込んできた。

 注目の大谷翔平投手との対決は遊飛、一併殺、右飛と3打席連続で封じてみせた。5回2死から右飛に仕留めた際は大きな飛球となったため、打球を見届けた後にふうっと息を吐いた。

 大谷、ベッツ、フリーマンの「MVPトリオ」は計9打数無安打に封じたが、ドジャースの“新4番”に入ったトミー・エドマン内野手には2回と4回に2打席連続アーチを浴び、悔しさを滲ませる場面もあった。その後は粘りの投球で7回3失点。自身4連勝の権利を持って救援陣にバトンをつないでいた。

 今永はこれで今季27試合に登板して13勝3敗、防御率3.03の成績。8月24日(同25日)のマーリンズ戦から自身4連勝。この日は山本由伸投手との投げ合いとなっていた。

(Full-Count編集部)

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