広島・栗林が痛恨のセーブ失敗 4四死球6失点の大乱調…一挙9失点の悪夢に本拠地ため息
広島-巨人の首位攻防戦
■巨人 9ー2 広島(11日・マツダスタジアム)
広島の栗林良吏投手は11日、マツダスタジアムでの巨人戦で2点リードの9回に登板したが、4四死球6失点の大乱調でまさかのセーブ失敗となった。逆転を許したところで降板し、本拠地のファンは静まり返った。その後も巨人の勢いは止まらず、一挙9点を奪われてそのまま敗戦。首位攻防戦で痛恨の連敗となった。
制球に苦しんだ。中山、丸に連続四球、坂本に左前打を許して無死満塁のピンチを作ると、吉川には押し出し死球を与えて1点差に。続く岡本和に同点に追いつかれる適時打を浴びた。
続くモンテスにも制球が定まらず、ストレートの四球で押し出しとなり逆転を許した。ここで栗林は交代。広島ベンチは森浦をマウンドへ送ったが、門脇、浅野に適時打を浴び、岸田は打ち取ったものの、代打・長野にも適時打を許すなど、9回に一挙9点を奪われた。