鈴木誠也、メジャー自己最多21号 7戦ぶり2ランに本拠地熱狂、10戦連続安打と好調
「3番・指名打者」で先発出場…3回に同点2ランを放った
【MLB】カブス ー ナショナルズ(日本時間20日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回に7試合ぶりとなる21号2ランを放った。昨年の20号を抜き、メジャー3年目で自己最多本塁打となった。
3-1で迎えた3回1死一塁の第2打席、フルカウントから左腕パトリック・コービンの甘く入った92.3マイル(約148.5キロ)のシンカーを一閃。確信した様子で歩き出した一発は、打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離425フィート(約129.5メートル)、角度28度の当たりだった。試合を振り出しに戻す一発に本拠地ファンは熱狂した。
11日(同12日)のドジャース戦で大谷翔平投手らの前で9月初アーチを放って20号をマーク。2シーズン続けての20号到達は松井秀喜、大谷翔平に次いで日本人3人目だった。9日(同10日)のドジャース戦から10試合連続ヒットとシーズン終盤で調子が上がっている。
今季は試合前まで124試合出場し、打率.278、20本塁打、67打点、OPS.834という成績だった。