大谷“ライバル”は「僅差なら戦い続けていた」 腰痛で途中交代も…指揮官は軽症強調
リンドーアは走塁で腰を痛めて途中交代…指揮官は「軽い」と症状を説明
【MLB】メッツ 11ー3 フィリーズ(日本時間14日・フィラデルフィア)
メッツのフランシスコ・リンドーア内野手は13日(日本時間14日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・遊撃」で先発出場したが、腰を痛めて途中交代した。リーグMVP争いでドジャース・大谷翔平投手の対抗馬とされる30歳について、カルロス・メンドーサ監督は「私が大事を取らせた」と軽症を強調した。
リンドーアは6回2死二塁で右中間へ適時二塁打を放ったが、二塁へ到達した後に二、三塁間に飛び出してしまいタッチアウトに。タッチをかいくぐろうと体を反らし、アウトになった後には腰を押さえる仕草を見せ、7回裏の守備から退いた。
試合後、メンドーサ監督はリンドーアの状態について説明。「彼と話したけど、軽い腰(の痛み)だ。(怪我は)二塁へ進塁したときの身体の動かし方(が原因)だ。僅差だったら、彼は(痛みをこらえて)戦い続けただろう。でも私が大事を取らせた」と語った。
さらに、今後の見通しについて言及。「Day To Day(様子見)だ。でも、彼は私にスタメンで出場させるように言ってくるだろうけどね。様子を見よう」とも述べた。
リンドーアはこの日、4打数2安打1打点。今季成績を打率.270、31本塁打、86打点、27盗塁、OPS.834としている。試合前時点で、米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」によるWARは6.4でリーグ3位。大谷が7.4で1位、ジャイアンツのマット・チャップマン内野手が6.7で2位となっている。
(Full-Count編集部)