ド軍の3者連発は“歴史的”だった 42年ぶりのタイ記録…大谷敬遠が生んだ偉業
ドジャースは今季3度目の3者連発…1982年のブルワーズに並ぶMLBタイ記録
【MLB】ドジャース 9ー2 ブレーブス(日本時間16日・アトランタ)
“歴史的”なカムバックで大事な1勝を手にした。大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは15日(日本時間16日)、敵地で行われたブレーブス戦に9-2で勝利。2-2で迎えた9回2死から、大谷の敬遠を機にベッツ、フリーマンが適時打で続き、さらに3者連続アーチで一気に突き放した。今季3度目の3者連発はMLB史上最多タイの記録だという。
2-2の8回、ドジャースのコペックは制球を乱して無死満塁のピンチを招く。しかしそこからギアチェンジ。1死から2者連続三振を奪って雄叫びを上げた。直後の9回の攻撃、スミスが三塁打で出塁するも2死に。この日2本の適時二塁打を放った大谷は敬遠で歩かされた。
しかし、ベッツが勝ち越し中前適時打を放つと、フリーマンも左前適時打で続いた。そして、テオスカー・ヘルナンデスが左中間へ2ランを放ち7-2と一気に得点を上げた。猛攻はこれで終わらない。エドマン、さらにマンシーもアーチを放ち、3者連続本塁打をかけた。衝撃の猛攻に敵地は沈黙した。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ドジャースは今季3度目の3者連続本塁打。これは1982年のブルワーズに並び歴代最多タイという。今季は8月31日(同9月1日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦の初回に、大谷→ベッツ→フリーマンの3者連続アーチを記録。11日(同12日)の本拠地・カブス戦の初回にも、エドマン→スミス→マンシーが3連発をしていた。
地区2位パドレスが猛追し、3.5ゲーム差に迫られる中で、レコードブックに刻まれた劇的な3者連発が飛び出し、ナインは勝利に酔いしれた。
(Full-Count編集部)