23歳日本人内野手は「イチローになりそう」 着々出世…衝撃の49「MLB昇格もあり得る」

オレゴン大時代の西田陸浮【写真:Getty Images】
オレゴン大時代の西田陸浮【写真:Getty Images】

昨年米ドラフト11位でWソックスへ…西田陸浮は今月4日に2A昇格

 昨年の米ドラフト会議でホワイトソックスに11巡目で指名された西田陸浮内野手が躍進の1年を送った。今月3日(日本時間4日)に傘下2Aに昇格。マイナー通算では127試合に出場し、打率.304、49盗塁をマークした。躍動する23歳に、ファンは「イチローになりそう」と声をあげている。

 西田は東北高を卒業後、マウントフッド・コミュニティ・カレッジに留学。その後、オレゴン大に編入して昨年ドラフト指名を受けた。日本選手では、2013年に加藤豪将(現日本ハム)がヤンキースに2巡目指名されて以来、10年ぶりのことだった。

 昨年はルーキーリーグと1Aで通算20試合に出場し、打率.224、0本塁打、6打点、6盗塁。今季は傘下1Aカナポリスから、7月30日(同31日)に1A+のウィンストンセーラムへ、さらに今月に傘下2Aバーミンガムに昇格した。通算で127試合に出場、打率.304(484打数147安打)、1本塁打、44打点、49盗塁、OPS.780をマーク。2Aだけでも11試合で打率.333(45打数15安打)、4盗塁と存在感を放った。

 SNSには「MLB昇格もあり得る」「西田陸浮選手みたいな選手が今後増えていったら面白そう」とコメントが寄せられている。17日(同18日)からはカブス傘下2Aテネシーとのディビジョンシリーズが行われる。西田のさらなる活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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