ジャッジ、54号ソロで大谷翔平に2本差 5試合ぶり弾で年56発ペース…豪快弾に敵地騒然

54号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
54号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

7回無死の第4打席、甘く入ったスライダーを逃さず中越えソロ

【MLB】アスレチックス ー ヤンキース(日本時間22日・オークランド)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が21日(日本時間21日)、敵地でのアスレチックス戦に「3番・中堅」で先発出場し、7回の第4打席に5試合ぶりの54号本塁打を放った。シーズン56発ペースとなっている。52本塁打でナ・リーグトップのドジャース・大谷翔平投手に2本差とした。

 6-0の7回無死で迎えた第4打席。初球の甘く入ったスライダーを逃さず豪快に振り抜くと、打球は中堅フェンスを越えた。打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、飛距離425フィート(約129.5メートル)、角度34度の一発に、笑みがこぼれた。

 8月26日(同27日)から9月12日(同13日)まで、自己最長タイの16試合連続本塁打なしだったが、13日(同14日)の本拠地・レッドソックス戦で52号、15日(同16日)の同カードで53号を放っていた。9月は3本目となる。

 試合前の時点では打率.319(リーグ3位)、53本塁打(同1位)、136打点(同1位)。OPS1.137。リーグ本塁打&打点は独走態勢を築き、2冠をほぼほぼ手中にしている。2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録の62本に、どこまで迫れるだろうか。

(Full-Count編集部)

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