日ハム伊藤が2戦連続完封 首位の鷹を圧倒…ロッテ助っ人は2戦連発、18日のパ・リーグ
伊藤大海が今季4度目の完封でリーグ単独トップの13勝目
日本ハムは18日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦に3-0で勝利した。
先発・伊藤大海投手は、初回から毎回走者を出しながらも、後続を抑え、3回まで無失点で切り抜ける。4回はわずか8球で3者凡退とすると、5回以降も要所を締める投球で、得点を許さない。
打線は2回、1死からアリエル・マルティネス捕手、万波中正外野手の連打で1死一、三塁とし、水野達稀内野手の犠飛で1点を先制。6回には、清宮幸太郎内野手の二塁打などで1死二、三塁の好機を得ると、マルティネスのゴロの間に走者が生還し、追加点を挙げる。
9回には、フランミル・レイエス外野手に21号ソロが生まれ、スコアは3-0に。9回もマウンドに上がった伊藤は、四球と安打で2死一、二塁のピンチを迎えるも、冷静に後続を断ち、試合を締めた。伊藤は9回135球9安打2四球9奪三振無失点で今季4度目の完封。リーグ単独トップの13勝目をマークし、チームは首位相手に2連勝を飾った。
楽天が連勝で3位に浮上 藤井聖は早川隆久に続く球団左腕2人目の2桁勝利
楽天は楽天モバイルパーク宮城でロッテに8-1で快勝を収めた。
3回、伊藤裕季也内野手が二塁打で出塁すると、小深田大翔内野手の犠打に野選と悪送球が絡み、1点を先制。なおも1死三塁から小郷裕哉外野手の犠飛で2点目を挙げた。4回には浅村栄斗内野手、安田悠馬捕手、渡邊佳明内野手の3連打で無死満塁とし、太田光捕手、村林一輝内野手の適時打などで計4点を追加。5回にも伊藤裕の適時打で追加点を挙げた。
先発の藤井聖投手は、4回にグレゴリー・ポランコ外野手の22号ソロで1点を失ったが、それ以外のイニングは走者を背負いながらも要所を締め、得点は許さず。6回94球6安打2四死球5奪三振1失点でマウンドを降りた。
6回には暴投により1点を追加。7回以降は宋家豪投手、ニック・ターリー投手、宮森智志投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだ。ロッテとの2連戦を2連勝で終え、3位に浮上。藤井は自身初、球団左腕2人目の2桁勝利をマークした。
敗れた千葉ロッテは、先発のダラス・カイケル投手が4回6安打3四球2奪三振6失点(自責点4)の内容。打線は9安打を放ちながらも、本塁打による1得点に終わった。ポランコは3安打と一人気を吐いた。
隅田が8回11奪三振1失点で9勝目
西武はベルーナドームでオリックスに3-1で勝利した。
先発の隅田知一郎投手は、初回に大里昂生内野手の内野安打と盗塁などで1死三塁とされ、太田椋内野手の犠飛で先制を許す。打線は直後の1回、死球で出塁した長谷川信哉外野手の盗塁、西川愛也外野手の内野安打で1死一、三塁の好機をつくり、佐藤龍世内野手の犠飛で同点に追い付く。
2回には、外崎修汰内野手の内野安打をきっかけに2死二塁とし、滝澤夏央内野手の適時三塁打で勝ち越しに成功。隅田は2回に得点圏に走者を背負ったが、追加点は与えず。4回以降は5イニング連続で3者凡退に抑え、8回111球4安打無四死球11奪三振1失点でマウンドを降りた。
打線は8回に佐藤龍の四球、代打・元山飛優内野手の安打で1死一、三塁とし、外崎の適時打で1点を追加。9回はアルバート・アブレイユ投手が3人で締めた。