大谷翔平、50発目前で浮き彫りになった異次元数値 “伝説の外野手”も圧倒「すでに倍」
50HR以上の選手の最多盗塁は24…大谷は残り10試合で「48-49」
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の敵地・マーリンズ戦で初回に二盗を決めて今季49盗塁。更新を続けるメジャー記録を「48本塁打&49盗塁(48-49)」とした。マーリンズの地元放送局「バリースポーツ・フロリダ」は、「50-50」の凄さについて考察。50発以上打った選手の最多盗塁は24だとし、“桁違い”であることを強調した。
同局で実況を務めるポール・セベリーノ氏は、50盗塁以上をマークした選手の最多本塁打は、昨年のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)で41本(41-73)と説明。次に、50発以上放った選手の最多盗塁は1955年のウィリー・メイズ外野手と、2007年のアレックス・ロドリゲス内野手でともに24盗塁だったと紹介した。“伝説の外野手”メイズは「51-24」、ロドリゲスは「54-24」だった。
この数字を受けてセベリーノ氏は「オオタニはそれをほぼ倍、というかすでに実際に倍にしている」と述べた。また、MBPレースで大谷のライバルとされていたメッツのフランシスコ・リンドーア内野手について「結局、彼は30-30だ」と述べた。リンドーアはここまで「31-27」。腰を痛めた影響で、ここ3試合欠場している。
「50-50」がいかに異次元の偉業であるかを説明したセベリーノ氏。ドジャースの残り試合は10で、あと2本塁打&1盗塁。大谷が大偉業を達成するか、誰もかたずをのんで見守っている。
(Full-Count編集部)