大谷翔平が迫るイチローの“牙城” 日本人最多へ…盗塁だけじゃない衝撃の「127」

ドジャース・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:荒川祐史、Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:荒川祐史、Getty Images】

大谷の今季得点は126…イチロー氏が2001年に記録した日本選手最多はあと1

【MLB】ロッキーズ 6ー3 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)の本拠地・ロッキーズ戦で3打数1安打2四死球1盗塁。9回に今季53個目の盗塁を決めて、史上初の「52本塁打&53盗塁(52-53)」とした。第2打席では四球で歩き、ムーキー・ベッツ内野手の本塁打で生還。今季得点を126とし、イチロー氏の日本選手最多得点にあと「1」に迫った。

 大谷は3点を追う3回2死で打席へ。四球を選ぶと、続くベッツが左越え18号2ランを放った。生還した大谷の今季得点はこれで126。ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)に2差をつけて両リーグを通じてトップに立っている。

 今季途中から1番で出場している大谷。当初の2番では69試合で53得点(1試合平均0.77点)だったが、1番では83試合で73得点(同0.88点)と増えている。日本選手最多はイチロー氏が記録した127得点。残り7試合あるだけに記録更新は濃厚な状況になっている。

 今季は、自身が2021年に記録した47発を上回る日本人最多の52本塁打をマーク。打点は松井秀喜氏が2005年に残した116を越えて122としている。盗塁でもイチロー氏が2001年に記録した56に残り「3」。そして、得点もイチロー氏にあと「1」だ。

 すでに多くの記録を塗り替え、さらに新たな歴史を作りつつある大谷。どんな数字を残してレギュラーシーズンを終えるだろうか。

(Full-Count編集部)

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