53号の7秒前…大谷翔平に「野球の神が降臨」 “確定演出”に脚光「オーラ出まくり」
大谷が53号をマーク…直前には普段と異なる打席の入り方をしていた
【MLB】ドジャース 6ー5 ロッキーズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・ロッキーズ戦の9回に同点53号ソロ。続くムーキー・ベッツ内野手が19号を放ち、ドジャースがサヨナラ勝ちを収めた。劇的勝利を呼び込んだ衝撃の一発の直前、大谷が見せた普段と異なる“ルーティン”にファンは注目。「ゾクッとします」「ゾーンに入った」とざわついている。
1点差の9回、大谷が衝撃の53号を放った。右中間へ同点アーチ。球速度114.7マイル(約184.6キロ)、飛距離432フィート(約131.7メートル)、角度20度の豪快アーチ。大谷は雄叫びを上げながらダイヤモンドをまわった。その直後、ベッツがサヨナラ弾を放ち、歓喜の輪で笑顔を見せた。
53号の直前、実はいつもと異なる打席の入り方をしていた。カウント2-1、4球目の投球を待つ際、顔を一塁側へクイっと動かし、肩の位置を何度か調整。鬼気迫る表情を浮かべた。その7秒後、大谷は低めの変化球を強振。53号を叩き込んだ。
本塁打の直前に生まれた、珍しい光景にファンも注目。X(旧ツイッター)上では「野球の神様が降臨する瞬間」「オーラ出まくり!」「確信させるオーラ、振舞いでした」「サイボーグが直前までの球筋データを分析して微調整したかのよう」「『うわ……こりゃ打つな……』って思ったよね」「集中してるときの顔」などの声が寄せられた。