ホークスが終盤にオリ近藤をKO 摂津が8勝目で貯金今季最多タイ「35」

ノーヒットで1死満塁から明石が勝ち越しタイムリー、柳田25号3ラン

 ソフトバンクが20日、京セラドームで行われたオリックス戦に6-1で勝利した。中盤までオリックス近藤に抑えられ1-1の同点で試合は進んだが、7回に5得点と近藤を攻略。投げては先発の摂津が6回1失点で8勝目(5敗)を挙げた。

 先制を許したのは摂津。初回に先頭の小田を一塁への内野安打で塁に出すと、二盗、送りバントと進塁され、糸井の二ゴロの間に生還を許した。

 いきなり追う展開となったソフトバンクだったが、2回にすぐさま反撃。1死から松田がレフト前ヒットで出ると、中村晃が左中間へのタイムリー二塁打を放ち、1-1の同点に追いついた。

 そのまま両投手ともに得点を許さず中盤を終え、試合が再び動いたのは7回。ソフトバンクは1死からカニザレスが四球で出ると、高田が一野選、代打内川の四球で1死満塁のチャンスを作る。そして、この好機で明石がライト前へのタイムリーを放ち、2-1と勝ち越し。さらに、川島の右犠飛、柳田にも25号3ランが生まれ、この回わずか2安打で5得点を奪った。

 終盤で大きくリードしたソフトバンクは、7回からは継投で逃げ切り6-1で勝利。6回を1失点で抑えた摂津が8勝目(5敗)を挙げた。この勝利で貯金は今季最多タイの「35」。大阪遠征を2勝1敗で終え、3カード連続の勝ち越しを決めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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