日本ハム、新庄政権で初CS進出 清宮がV弾…逆転勝ちに球場熱狂、6年ぶりAクラス
2年連続最下位からの躍進…136試合で72勝56敗8分け、勝率.563
■日本ハム 2ー1 楽天(26日・エスコンフィールド)
日本ハムは26日、エスコンフィールドで行われた楽天戦に勝利し、連敗を2で止めた。2018年以来、6年ぶりのAクラスが決定。2年連続最下位だった新庄剛志監督にとって、就任3年目で初のクライマックスシリーズ(CS)進出となる。
2試合連続完封勝利中だった先発の伊藤がいきなりつかまった。初回2死一、三塁から浅村の左前適時打で自身23イニングぶりの失点を喫した。2回も無死一、二塁とピンチを招いたが無失点で切り抜けると尻上がりに調子を上げ、14勝目を手にした。
打線は4回2死、レイエスが打った瞬間に確信する24号ソロで同点とした。6回1死からは清宮が値千金の13号ソロ。球場が大熱狂に包まれた美しいアーチが決勝点となった。
新庄ファイターズにとって、大躍進のシーズンだ。就任1年目の2022年は59勝81敗3分け、勝率.421、2年目の昨季は60勝82敗1分け、勝率.423に沈んでいた。しかし今季はここまで136試合で72勝56敗8分け、勝率.563。“トライアウト”と位置付けた準備期間を経て、チームは確実に力をつけた。
(Full-Count編集部)