田中将大、1年ぶりメジャー3度目の完封勝利! 105球で3安打9Kの快投劇
8回を投げて93球の好ペースでアウト重ねる
ヤンキース田中将大投手が24日(日本時間25日)、敵地レイズ戦で先発し、9回を3安打9奪三振1四球無失点で完封勝利を飾った。完封したのは昨年4月27日の敵地レッドソックス戦以来3度目。敵打線に付け入る隙を与えず、圧倒的なマウンドでチームを4-0の勝利に導いた。防御率は4.09。
序盤から快調に飛ばした。味方打線が初回に1点を先制すると、田中は3者凡退の上スタート。2回以降も3者凡退を続け、5回先頭クロンに中堅に安打を運ばれるまで、打者12人を連続で退けた。
5回はクロンの安打に続き、崔に四球を与え、無死一、二塁としたが、ロバートソンを空振り三振、スミスを一ゴロ併殺に打ち取って無失点。6回も1死からスークレに左翼へ安打を浴びたが、続くキアマイアーを二ゴロ併殺に仕留め、失点を許さなかった。
7回は2死からクロンに左翼へ二塁打も、続く崔を一ゴロで3アウト。8回も球威が衰えることはなく3者凡退。最後はアダメスを空振り三振に仕留めて、今季自己最多タイの9奪三振とした。
9回のマウンドに戻った田中は、先頭スークレを遊ゴロ、キアマイアーを二ゴロとすると、最後はダフィーをカウント1-1から、この日105球目で遊ゴロに仕留め、見事完封勝利を飾った。
田中はメジャー1年目だった2014年5月14日の敵地メッツ戦での完封しており、昨年に続き、メジャーでは自身3度目の完封勝利となった。