ドジャースが延長16回5時間55分の死闘で散る 前田健太7回4失点勝敗つかず
延長16回に投げた野手ヘルナンデスが決勝3ラン被弾
ドジャース前田健太投手が24日(日本時間25日)、敵地フィリーズ戦に先発し、7回を2被弾を含む6安打7奪三振4失点(自責4)だった。3回までパーフェクト投球を続けたが、5回に1点を失うと7回に同点に追いつかれ、8勝目には届かなかった。試合はそのまま延長戦に突入。両軍ともに一歩も譲らず、延長16回、5時間55分の死闘の末に、4-7で敗れた。
前田は後半戦初マウンドで、序盤は快調に飛ばした。初回に1点援護を受けると、4回2死までパーフェクト投球。4回2死でヘレラに左前打を許したが、捕手グランダルの2打席連続アーチなど打線の援護も受け、勝利に向けて近づいていったように見えた。
3点リードで迎えた5回、1死からウイリアムスに右翼へ12号ソロを被弾。再びリードを広げて4-1で迎えた7回、2死二塁からアルファロに7号2ランを中堅席に運ばれ、同点に追いつかれてしまった。
前田は8回から救援にマウンドを託したが、両軍一歩も譲らぬ展開となり、試合は延長戦へ。スコアボードに「0」が並んだが、延長16回、ドジャースのマウンドには野手ヘルナンデスが上がった。最初の打者はアウトとしたが、2四球で1死一、二塁としたところで、プルーフに決勝3ランを右中間席に運ばれて敗戦。5時間55分の死闘を勝利で飾ることはできなかった。
(Full-Count編集部)