大谷翔平、右翼フェンス直撃打で打率.311に上昇…ベッツ打席でベース踏み忘れの珍事
第1打席で右越え安打…ベッツの邪飛で一塁に戻る際二塁を踏まず
【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間29日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、第1打席で右越え安打を放った。二盗を試みたが、ムーキー・ベッツ内野手の邪飛で二塁ベースを踏み忘れ。アウトになる珍事が起きた。
いきなり強烈な打球が飛んだ。大谷が放った弾丸ライナーはあっという間に右翼手の頭を越えてフェンス直撃。あたりが強すぎて一塁で止まった。打率は.311に上昇した。
続くベッツの打席でスタートを切ったが、ベッツは一邪飛。大谷は慌てて一塁に戻ったものの、その際にすでに踏んでいた二塁を空過したとしてアウトになった。二塁手のロジャースがベースを踏んでないとアピール。一塁手のトグリアが二塁に転送して併殺となった。
大谷は試合前時点で54本塁打、130打点、133得点、出塁率.390、長打率.651、OPS1.041、99長打、408塁打、ISO(長打率-打率).341、本塁打率(本塁打数÷打数)11.61でリーグ10冠。打率.309(リーグ2位)、194安打(同2位)、57盗塁(同2位)と他部門も上位につける。
9月に限れば24試合に出場して打率.398(98打数39安打)、10本塁打、32打点、26得点、14盗塁、OPS1.270。全てメジャートップの数字だ。珍事は起きたが第1打席も強烈安打。どこまで数字を伸ばすだろうか。