大谷翔平以来の快挙も幻に… 最後の1試合に予期せぬ“敵”「史上最も不運な選手」

ガーディアンズのホセ・ラミレス【写真:Getty Images】
ガーディアンズのホセ・ラミレス【写真:Getty Images】

ホセ・ラミレスが“逃した”快挙

 幻の「40-40」となった。ガーディアンズは29日(日本時間30日)、本拠地のプログレッシブ・フィールドで行う予定だったアストロズ戦を悪天候のため中止とした。ホセ・ラミレス内野手は39本塁打、41盗塁を記録しており「40-40」に王手をかけていたが、達成を逃した。

 今季のレギュラーシーズン最終戦が、雨で流れてしまった。MLB公式サイトの記事では「両ロースターの選手たち全員がポストシーズンに向けて確実に健康を維持できるよう試合を中止することが最善と決定された」と説明されており、今季は161試合を消化した時点で終了となった。

 記録達成を楽しみにしていたファンは「ホセ・ラミレスは強盗に遭った。40-40クラブの史上7人目のメンバーになれたかもしれなかった。試合が延期になった結果、歴史にあと1本塁打届かなかった。ばかげてる!」「ホセ・ラミレスが40-40を締めくくるチャンスさえもらえないのは酷」「ホセ・ラミレスは史上最も不運な選手だ」などの声を上げている。

 さらには「キャリア最高、そしてMVP(級の)シーズンは、スケジュールが短縮された年」「MVP候補になったシーズンが少なくとも6度ある中で、MVP(選出)なし」「試合が取りやめになって40-40(達成)のチャンスを阻まれた」など、無念の声も目立った。

 ラミレスは今季158試合で打率.279、自己最多タイの39本塁打、118打点、OPS.872、41盗塁を記録。二塁打も39本放っており、二塁打・本塁打・盗塁で40本をクリアすれば史上2人目の偉業だった。“最後の1試合”が悔やまれる結果となった。

(Full-Count編集部)

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