阪神では苦戦も…元助っ人が「32HR&112打点」の大暴れ 韓国で見せつけた2冠王の実力

阪神時代のメル・ロハス・ジュニア【写真:荒川祐史】
阪神時代のメル・ロハス・ジュニア【写真:荒川祐史】

今季の全試合を終えたロハス・ジュニア

 KBOのKTウィズに所属するメル・ロハス・ジュニア外野手は、今季は全144試合に出場して打率.329、32本塁打112打点、OPS.989の好成績を残した。阪神では好成績を残せずも、かつて活躍した韓国に戻り、チームに欠かせない存在となっている。

 ロハス・ジュニアはパイレーツとブレーブスのマイナーでプレーし、2017年から韓国球界へ。4年間在籍したKTでは通算511試合で打率.321、132本塁打、409打点をマーク。2020年には47本塁打135打点で2冠に輝き、2021年に鳴り物入りで阪神に加入した。

 しかし2年間で計149試合に出場し打率.220、17本塁打、48打点。1年目は新型コロナウイルスの影響で来日が遅れることなどもあったが、悔しい成績に終わった。阪神退団後はメキシカンリーグでプレーし、今季から古巣のKTに復帰していた。

 KTは28日に今季の全試合を終えた。主に1番打者を務めたロハス・ジュニアはタイトルこそ届きそうにないものの、好成績で復帰1年目のシーズンを終えた。

 KBOでは昨季広島のマット・デビッドソン内野手(NCダイノス)が2試合を残して、46本塁打を放っており、タイトルはほぼ確実な状況。元助っ人たちが活躍を見せている。

(Full-Count編集部)

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