大谷翔平、たった「1本」足りず逃した快挙… ルースは103年前に達成、目前だった史上6人目
大谷翔平が「1」だけ足りなかった偉業
【MLB】ドジャース 2ー1 ロッキーズ(日本時間30日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1盗塁をマークした。試合前時点では3冠王獲得の期待も高まったが、打率.310で首位打者とはならなかった。それでも54本塁打、130打点でリーグ2冠を手中に収めている。
ただ、そんな大谷が偉業に「1」届かなかったのが長打だった。試合前時点で米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のX(旧ツイッター)に「球界史上6人目の50本塁打&100長打&400塁打を1シーズンで達成するために、ショウヘイ・オオタニはあと1長打が必要。オオタニは(現在)54本塁打、99長打、410塁打」と投稿していた。
大谷はこの日、8回に右安打を放ったが長打はなしでレギュラーシーズンを終えた。かつて「50本塁打、100長打、400塁打」を達成したのは5人しかいないと同記者は言及している。
1921年のベーブ・ルース、1932年のジミー・フォックス、2001年にバリー・ボンズ、サミー・ソーサ、ルイス・ゴンザレスの3人が記録しているが、その後は生まれていない。大谷はあと「1」と迫っていたが、惜しくも届かなかった。