アラエス、年間200安打達成 打率.314で途中交代…大谷翔平は3打席連続で凡退
敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・一塁」で先発
【MLB】ダイヤモンドバックス ー パドレス(日本時間30日・フェニックス)
パドレスのルイス・アラエス内野手は29日(日本時間30日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・一塁」で先発出場。第3打席で右中間へ二塁打を放ち、今季200安打に到達した。その後ホームに生還し、そのまま途中交代した。今季の成績は636打数200安打、打率.314。試合前の時点で打率はドジャース・大谷翔平投手に4厘差をつけてトップだったが、3年連続の首位打者となれば、史上10人目の偉業となる。
チーム今季最終戦。前日のカードは出場しなかったが、この日は先発出場。第1打席は三振、第2打席は中飛で打率は.3129へ下降していたが、第3打席で結果を残した。6回先頭で、カウント1-1から高めに浮いたチェンジアップを捉え、右中間を破る二塁打を放った。アラエスは笑顔を見せ、パドレスナインも拍手を送った。
この一打でシーズン200安打もクリア。昨年の203安打に続き、節目の数字に到達した。一方で、同時刻で開催されていた敵地・ロッキーズ戦に大谷は「1番・指名打者」で先発出場していたが、第1打席はニゴロ、第2打席は遊ゴロ、第3打席はニゴロで3打席で凡退。打率.3087へと数字を下げていた。
2022年にツインズ、2023年はマーリンズで首位打者のタイトルを手にした安打製造機。3年連続となれば史上10人目の快挙で、異なる3球団での達成は初。米スポーツ専門局「ESPN」のエンリケ・ロハス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ルイス・アラエスが6回に二塁打を放ち200安打に到達した。そして、打率を.314まで上昇させ、3つの異なるチームで3年連続の打撃タイトルをほぼ確実なものとした」と偉業達成の可能性を報じた。
(Full-Count編集部)