大谷翔平が達成した69年ぶり快挙とは 脅威の25HR&36盗塁…史上2人目の猛ペース

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

球宴以降、25本塁打&36盗塁はともにMLBトップ

 ドジャースの大谷翔平投手は、打率.310、54本塁打130打点、59盗塁、OPS1.036の好成績で2024年のレギュラーシーズンを終えた。特に凄まじかったのが後半戦。達成した69年ぶりの記録を米記者が紹介している。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は、1933年に初めてオールスター戦が開催されて以来、シーズン後半戦で本塁打数と盗塁数の両方でMLBのトップに立ったことがあるのは1955年のウィリー・メイズだけだったと紹介した。

 同年のメイズはオールスター戦以降に24本塁打、16盗塁をマーク。シーズンでは51本塁打でタイトルを獲得し、24盗塁でリーグ2位となった。

 今季のナ・リーグではレッズのエリー・デラクルーズ内野手が前半戦だけで46盗塁をマーク。シーズン100盗塁も期待されたが、後半戦は21個にとどまった。一方で大谷が36盗塁を稼ぎ、盗塁王には届かなかったものの、日本人シーズン最多を更新するなど59盗塁でフィニッシュした。

 特に9月は26試合で打率.393、10本塁打32打点、16盗塁、OPS1.225をマークし、猛スピードで後半戦を駆け抜けた。今季初となる月間MVPにも期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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